IndexNo:726:ポジショニング戦略の立案と伝達

今週の切り花は、9・11日は取扱単価は高く、取扱高・数量共に増加、13日(金)は取扱高・数量で前年並み、取扱単価は若干の下げという状況でありました。菊類は小菊・SP菊を含め弱含み、球根・草花類は相対での注文が多く強気配での取引となっています。鉢物は、先週の取扱高増の反動ではないと思いますが、取扱数量・取扱高共に減少しています。

4月から開始した、iPadによる機械セリも半年が過ぎようとしています。大きなトラブルなく順調に今日まできています。もちろん、良い点もあれば従来の手セリの方が良い点もあるとのことで買参人の方々から聞いています。また、欲しい商品は値段さえタップ(押す)すれば購入できるから、こちらが絶対に良いとの意見もあるようです。私としては従来の手セリと殆ど変らずに動かせる(購入)と自信をもっていましたが、まだまだ考えが未熟だと実感しているところです。

買参人・仲卸の方々の購入チャンネルは現在、セリ・相対・Web(ネット)・在宅と時間的なもので考えると4つあります。9月初めよりスタートする予定でありました■モーニングネットは10月からとずれ込みそうです。8月末にシステム会社よりソフト全般を頂きましたが、お彼岸商戦も重なったことで予定を変更しなくてはいけない状況になってしまいました。

昨日に切花の営業・特販部の諸君との初協議となり、15時より総務の諸君との打ち合わせに入ったところです。まだ、Webシステムをつかって販売することは間違いありませんが、詳細に関してはこれからの協議で決まっていくでしょう。総務には、営業との協議では、相互の要望と決定事項は文書化していくように指示したところです。これは、営業と総務では「畑」が違うので、あとから言った、言わないがないようにしていかなければ、必ずトラブルが発生するからです。

私の今後の経営戦略に関しては、『ポジショニング戦略の立案と伝達』によって行われると思います。「集荷量、体制の強化」・「販売チャンネル増」・「顧客への情報伝達」・「販売前後の商品、顧客のフォロー」そして最も重要な点として「笑顔での応対」で構成されていくと思います。亡くなった兄がいつも私に云っていました「前へ・前へ」の精神で努力して参りますのでご期待ください。代表取締役 小倉幹哉