IndexNo:745:26年3月彼岸情報について
先週の切り花、取扱数量は24日(月)で前年比減となりましたが、26日(水)及び28日(金)は増加となりました。取扱単価は上がり、ようやく前年比増の取扱高を計上できることになりました。天候不順での小売事情が厳しい中でWeb・相対販売は好調に販売できており、3月彼岸商戦にむけて営業担当も動きやすくなると思っているところです。鉢物は取扱数量で減少していますが、取扱単価は高く好調に販売できている状況です。今週6日(木)は買付商品も入荷しますし、土曜午後から天候も回復していくので小売事情にも期待をしているところです。 さて、先週のコラムで報告する予定でありました彼岸用商品の動向でありますが、情報が目まぐるしく変わり、的確な判断ができずに今日に至ったことお詫び申し上げます。3月彼岸商品は昨年暴落した影響で、彼岸用としての生産は激減しています。燃料高騰のあおりもあり、市況も不安定な状況が続くので生産側も特別に彼岸用としての出荷は計画していないのが現状であります。 大菊類で白系は出荷遅れの産地も多く減少傾向にあるようです。また、前半のカジュアル商品が需要時に少なく、後半の上級品が需要時に入荷減となるようです。黄系は内地産で前年比2割減となり、沖縄産に期待しています。小菊類は沖縄産メインとなり、白→黄→赤系の出荷体制となるようで後半は白系が激減するようです。SP菊は国内産で前年並みでありますが、輸入物は相対注文の数が増えている状況であれば入荷に大きく響いてくるものと思われます。菊類に関しては早めの対応が必要となるでしょうし、彼岸明けも生産量もダラダラ傾向にあるので昨年のような市況にはならないと思っています。ストック・トルコをはじめとする草花類は前進傾向であり、17日からの第3週は減少するでしょう。球根類(リップ他)は前年並みでありますが、草花が少ない分、球根類にシフトしてくれば活発な取引が望めると思います。オリエンタル系は絶対必要商品の一つですし、通常通りの入荷が望めますが、天候・気温次第で増減がありますので計画仕入を考えていくことが妥当だと思います。 Ipadでの在宅セリ用の県内外物流を確保することで三浦常務をリーダーとする特販部が必死で動いています。今日も県北部の買参人の方々をはじめ15名あまり在宅セリで参加されています。絶対に欲しい商品はWebでの仕入となりますし、明日の鉢物仕入(明日に積み込みする)に伴い、切花のセリ単価を見ながらの仕入もされています。(本日在宅での購入の皆様は当社が冷蔵庫での保管となります。) 今まで「在宅セリ」を利用されていない顧客の皆様も物流の問題だけクリアできれば、在宅セリ参加でより有利な仕入に必ずつながるものと確信していますので今一度お考えください。尚、4月からWebシステムを使用した新規営業戦略は、「在宅セリ」確立後に延期しましたことご報告いたします。 |