IndexNo:748:消費者物価指数、全国最低でも行動は強い気持ちで進む
先週で厳しい状況が続いた3月年度末も終わり、平成26年度第21期へと替わりました。第3四半期までは105%を上回る数字を残せた好調な取扱高も、ここ宮崎に経験したことのない強い寒波・低温の影響で県内及び九州管内の産地も生産コストの関係で期待した数量を取扱うことができず、集荷(入荷)が大きく減少しました。これによって1月~3月と産地型市場としての機能を果たせられずに、総計で切花100%・鉢物93%・買付80%で対前年比97%となりました。昨年4月1日からスタートしたIpadによる機械・在宅セリも第3四半期までは好調に推移しましたが、第4四半期での自然と云う「強敵」には打ちのめされた状況です。 新年度に入った今週の切り花は、取扱数量は増加となり、取扱単価は31日・2日は高かったものの、4日(金)は菊類を中心に軟調な取引が続き若干下げました。取扱高は昨年を上回る数字は残せたものの、歓送迎会が終わりつつある来週からは弱含みの取引となるようです。鉢物は、取扱数量は微減、取扱単価は前年並みで推移しています。春植えの時期も重なり、温暖な気候が続く今週末から来週と花・野菜苗を中心に苗物が活発な動きをしてくるので大いに期待しているところです。 自動車産業を含む大企業では何年ぶりかに3000円前後のベースアップとなるようですね。日銀が1日発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)は、最近の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業で昨年12月の前回調査から1ポイント上昇のプラス17、非製造業で4ポイント上昇のプラス24といずれも小幅ながら5四半期連続で改善した。消費税増税前の駆け込み需要を背景とした堅調な個人消費に支えられた。・・・とのこと。(何?) 平成10年度の県民所得全国45位の宮崎県は消費者物価指数が全国最低と云う(物価がいちばん安い)新聞記事が掲載されていました。そして8%の消費税増税と続くことでより経済が不安定となるのでしょうか。復興税はともかく、地方経済の真ん中で働く私たちに「国」はどこまで「社会保障」と「暮らし」に役立ててくれるのでしょうか。愚痴ではありませんが、増税した分は約束通りに使って欲しいものですね。 何はともあれ、新事業年度になり、新たなる気持ちで再出発です。 |