IndexNo:750:給料日に贈る「今月のメッセージ26年4月」から

先週、金曜日午後から鹿児島県枕崎でお通夜に行って来ました。66歳での若さでお亡くなりになられましたが、生前は視察に行きますとハウスやご自宅で品種の特性や出荷時期のことを詳しく教えていただきました。懇親会では「生産技術や枕崎の花生産の歴史」のお話をいただき、一緒に膝を合わせ飲んで2次会までお付き合いいただいた頃もありました。また、8歳年下の私の意見もよく聞いてもらいご指導いただき、本当にお世話になった方でありました。心からご冥福をお祈り致します。

今週の切花は取扱数量で対前年比5%減、取引市況は弱含みとなり、取扱高は減少となりました。鉢物は、取扱数量は微減、取扱単価は高く、取扱高は前年比微減となっています。

今日は25日給料日となりますが、恒例の社員に贈る「今月のメッセージ26年4月」の中から、文章を抜粋してお贈りします。 

メッセージも終わりになりますが、1階南側の散水施設のところに小さな「若松?」が蓋の隙間から育っていることは皆さん知っていることでしょう。毎日のように「松」をみていると「こんな狭いところから根を伸ばし、誰が肥料・水をやることなく育っており、松葉も新芽から変化してきて「青々」と元気に育っています。私は、この「松」のように全社員の皆さんも「強くたくましく」成長してくれればと思います。経験・年齢は関係ありません、どんな年齢であろうが、まだまだ成長してく筈です。あの「松」は過酷な環境の中で雨風に耐えて、ひとりで静かに育っているのです。現在の若者のように「手かせ足かせ」で育っているのではないのです。自分で成長していかなければ生命が終わってしまう「危機感」の中で必死に生きているのです。

「押して引いて進むうちにあるべき姿は必ず作り出せるものなのです。押してダメなら引いてみた上で不備な点も改めることができる-------その気持ちがあれば、押して引いて進んでいる内に、自分の悩んでいることも、これからやらなければいけないことも整ってくると思うのです。「いつか必ず問題を解決できる」「何かの目標に向かって行動できる」「思い通りにならないことも考え直せることができる」のではないでしょうか。『押してもダメなら引いてみな・・・・それでもダメならもう一回押してみな・・・・それでもダメなら考えてみな・・・・・それでもダメなら最初からコツコツとやり直してみな』
                              代表取締役 小倉幹哉