IndexNo:763:花市況と敬老の日・秋彼岸情報

8月後半の25日(月)・29日(金)までは、取扱数量は前年比減、取扱単価は高く、取扱高は前年並みとなり、27日(水)は取扱数量で増加、取扱単価、取扱高共に増加した週でありました。とくに27日(水)は、翌日が鉢物市ということもあり、在宅セリでの購入する買参人の方々も多く、活発な取引ができていました。

9月に入った今週の取引状況は、1日(月)~5日(金)共に取扱数量も増加して、好調な販売が続いたことで取扱単価も高く、取扱高も前年を上回る結果となりました。鉢物も切花同様に取扱数量、取扱単価、取扱高共に前年比増となりました。8月末の累計取扱高は切花で前年比94%、鉢物101%、買付94%となり、総計で前年比95%と云う数字で推移しています。毎回同じ説明となりますが、4月からの消費税、そして婚礼が3月末までの駆け込み挙式が一挙に増えたことで草花・洋花類の単価安、6月~8月前半までの菊類の軟調な取引が続いたことが切花の取扱高減の要因です。

来週は15日(月)の敬老の日と婚礼需要での草花・洋花の相対、注文が多く活発な取引が続くものと思われます。また、9月の秋彼岸の状況でありますが、オリエンタル百合、白大、リンドウは例年並み、黄大、SP菊、小菊類は曇天続きの影響で3~5日前進傾向にあるようです。敬老の日、そして17日(水)、19日(金)の仕入はお盆同様の取引になる気配なので計画的な仕入を願います。

最近は2週間に1回の更新となり、読者の皆さんから多くのメールやご意見をいただいております。出張や病気の件もあっての更新が遅れておりますが、毎週に書けるように努力致していく所存でありますのでこれからも宜しくお願い申し上げます。