IndexNo:770:平成27年度も宜しくお願い申し上げます。

新年明けましておめでとうございます。本年も宮崎中央花きを宜しくお願い申し上げます。また、「社長のコラム」も通常通りに掲載致しますので重ねてお願い申し上げます。

27年度初市の切花、5日(月)は、26年度が5日(日)・6日(月)と2日間の比較になりますが、取扱数量は減少、取引単価は高く、取扱高は前年並みでありました。7日(水)・9日(金)は取扱数量で前年比微増、取引単価は高く、取扱高も増加となりました。鉢物は取扱数量・単価共に前年並み、取扱高は前年比微増になりました。品目別では菊類が入荷減にて強含みの取引となり、草花、洋花は前年並み、球根類は前年比高の取引でありました。大菊は第3週から通常入荷となる予定で来週まではこの高値取引が続きそうです。

経営とは「変化を先取りして対応していく」こと、このことは多くの経済誌にも載っている言葉であります。しかし、この当たり前のことが、私を含め、今時の人間には何ら問題点の解決策もみいださないでいるのが現実であります。都市部の会社では、企業業績が上向きCS(顧客満足)や賃金アップをはじめとするES(社員満足)が上向いています。地方の中小零細な企業では、まったくと云ってもおかしくないほど「景気」が上向いているとは思わない。むしろ「好景気」が来るまで辛抱強く待たなければ会社として生きていけませんね。

花き市場では、取扱高を税込表示する会社がほとんどだと思いますが、先月中旬に管内の市場関係者からの会話にて、取扱高での話・・「うちは前年比100%ですよ、頑張っているでしょう」。私「すごいね・・それって取扱金額ですよね。」・・・「はい」。不思議な話でありますが、前年比と云えば税(5%)のはずです。本年度は消費税8%ですから差引97%ということになります。決して当社が良い数字を計上しているわけではありませんが、常識として3%分を計算して報告することが普通ではありませんか。こんなレベルの低い話でありますが、このことを理解している「市場マン」がどれだけいるでしょうか。自分の会社を判断してみるのは如何でしょうか。

平成27年度は新規営業戦略を進めます。当初の計画では今年春の予定でありましたが、進める時期が厳しい時期だったことを踏まえ1年遅れての、「計画」「実行」となります。「変化に対応する」それも「時にはむりやり計画・実行と変えながら対応していく」と社内はいつでも臨戦態勢、戦時態勢で臨む覚悟です。「変化の対応」それは、個人にしろ会社にしろ、社会、国家でも自らを変えることで生き残り、発展していくはずです。今年1年間努力していきます。