IndexNo:783:新入社員と一緒に切花を水あげしました

今週の切花は3日(月)〜5日(水)と取扱数量で10%減少、取引単価は高く、取扱高はほぼ前年並みとなりました。7日(金)は取扱数量で前年比微増、取引単価は高く、取扱高は増加しました。鉢物はギフト商品コチョーランの販売量が増加し、取扱高・数量共に増加、取引単価も高く、夏場のギフトは販売が昨年以上に固定化してきたものと思います。先週の「27年お盆情報」で申し上げた通り、菊類のすべてが過去例にみない激減状況であります。相対・Web販売に関してもお客様にご迷惑をお掛けしています。入荷数量も品目の遅れでの入荷となり、10日以降徐々に増加傾向にあるようです。

今日のせり終了後に新規の社員と10ケース程「水あげ」をしました。3人ともにハサミを使うのも慣れないせいか、ゆっくり時間をかけて作業をしています。作業中には無駄なことを話さずに集中していく社員をみて次のことを思いました。

何をするにも、結果が思わしくない時、つまり失敗した時にどういう発想で、どういう態度をとるのかで、ひと言でいえば、向上心があるかどうか・・・。その人の仕事に対する姿勢がハッキリわかる。向上心がない人は、失敗の原因を「自分に能力がなかったから仕方がない」とあきらめ、新しい行動を起こすことができません。向上心のある人は能力がなかったのなら、その能力を身につけようと考えて努力していきますね。その努力を開始する原動力は『悔しさ』であります。悔しいと思うのはそれだけ本気で物事を考えているからだと思うのです。その悔しさがなければ具体的な行動を促すことはないと思います。

今の市場になくてはならない人材だからこそ、どの市場にいっても必要とされる人となるのですね。いいかげんな気持ちでしか仕事ができなければ、今の市場ではだけではなく、世の中何処へ行ってもなくてはならない人材にはなれないのです。いい会社にするのは自分たちしかいない、胸をはってこの会社の社員だという「帰属意識」を強く持ってほしいです。

時間を会社に切り売りしているという発想をやめて、この会社でしっかりやろうと「腹」を固めれば、「物の見方」「考え方」が変わっていき、仕事場のゴミひとつから会社全体のコストや利益などに至るまで、すべて自分自身の問題として考えて欲しいと思うのです。そのことが近い将来の「リーダーシップ」には欠かせないものになるのですから。みんな頑張れ。